アニメ「聖戦士ダンバイン」あらすじ・感想・レビュー・評価
アニメ「聖戦士ダンバイン」あらすじ聖戦士ダンバインの舞台となるのが、海と大地の狭間にある異世界「バイストン・ウェル」。この世界では、妖精(フェラリオ)や騎士、怪物などが共存し、人々の「オーラ力」がエネルギー源となっています。日本の青年・ショウ・ザマは、バイクでの走行中に突然バイストン・ウェルへ召喚されます。そして、アの国の領主ドレイク・ルフトから、昆虫を模したようなロボット「オーラバトラー」であるダンバインを与えられ、「聖戦士」としてドレイクの覇権争いに利用されます。しかし、ショウはドレイクの野望を知り、地上人のマーベル・フローズンや抵抗勢力のニー・ギブンらと出会います。ドレイクの真実を悟ったショウは離反し、ダンバインを駆って反ドレイク勢力に加わり、バイストン・ウェルの平和のために戦います。物語の中~後半では、オーラ力の暴走により戦いが現実世界(地上界)へ拡大。東京上空での戦闘で大惨事を引き起こし、さらなる悲劇を生み出します。最終的に、憎しみの連鎖を断ち切るための壮絶な結末を迎えます。テーマは戦争の愚かさ、野心の代償、技術の進歩の危うさなどで、重厚なストーリーが特徴です。主役メカは途中からビルバインへ移行します。この作品は、当時としては先進的なファンタジー要素とメカデザインで、今もカルト的な人気を誇っています。アニメ「聖戦士ダンバイン」感想アニメ「聖戦士ダンバイン」の感想を紹介。大人向け異世界召喚というジャンルを確立した凄い作品異世界召喚の先駆けとも言える「聖戦士ダンバイン」。まだ日本では「SFファンタジー」というジャンルがイマイチ開拓させていない時代に、キッチリと「バイストン・ウェル」の世界観を演出している。管理人は、日本で本格的にSFファンタジーが根付いたのは「ドラクエ・ファイナルファンタジー」のゲームではないかと思っている。さらに本格的なファンタジー作品として「ロードス島戦記」が挙げられるが、聖戦士ダンバインはこれらよりも前の作品。当時あった異世界アニメは、なんとなく異世界を意識させる程度の作品が多くハッキリしなかった。「シンデレラ」や「眠れる森の美女」などは「魔法の概念」があり、なんとなく異世界作品なのかな?と想像できる程度だった。この様に当時の異世界っぽいアニメは、主人公ありきでフワッと作られており「子供向け」の作品が多かったジャンル。しかし、ダンバインは物語の舞台を「バイストンウェル(空と海の間にある世界)」と定義しており、舞台を中心に物語が動いている。そして「異世界・政治・戦争・人間模様」を描いており、大人向けの作品に仕上がっているのが凄い。異世界アニメの定番「召喚=チート能力」はダンバインが初出また人間界の人が異世界召喚されると「チート能力」が付与されるという設定もダンバインが初出。同作によるチート能力は「強力なオーラ力(おーらちから)」というものでイマイチ分かりにくい。簡単に言うと、オーラバトラーを操縦できる能力が高いといものだ。バイストン・ウェルの人々もオーラ力を持っているが、強いオーラバトラーを操ることが難しいとされている。その為、バイストンウェルを掌握したい「ドレイク・ルフト」は、オーラ力の強い地上人(ちじょうびと)を召喚し「アの国」の戦力強化を目論んでいる。富野由悠季ならではの複雑な家庭環境ここで少し脱線するような感想。バイストンウェルから、ダンバインと共に地上に出てきてしまったショウの複雑な家庭環境・親子関係。両親の世間体などを含む親子関係がショウが再びバイストンウェルに帰還させるキッカケにもなっている。ショウ・ザマザマ家の長男シュンカ・ザマショウの父で経済評論家チヨ・ザマショウの母で教育評論家ヨーコ・川原父の秘書で愛人かつて4人が同じ家で同居しており、ショウがバイストンウェルに召喚された後は3人暮らしだった。ショウは、父の秘書(愛人)ヨーコを姉の様に慕っているが、普通こんな家族はあり得ない。また物語に登場するバイストン・ウェルの人々も、複雑な家庭環境・親子関係である場合が多いのが特徴。特に王家・領主の環境が複雑すぎて、物語に大きく影響しているのが面白い。アの国のドレイク家、ラウの国のフォイゾン王と孫娘であるエレ・ハンムの関係、ギブン家に仕えるキッス家。この辺の家庭環境や親子関係が物語に大きく影響している。いま改めて聖戦士ダンバインを視聴すると、本当に監督の富野由悠季は、複雑な家庭環境・親子関係を描くのが好きなんだなという感想が湧き出て来る。アニメ「聖戦士ダンバイン」レビューアニメ「聖戦士ダンバイン」のレビューを紹介。私は聖戦士ダンバインをリアルタイムで視聴したが、当時は子供ということもあり、オーラバトラーがカッコいい程度にしか観てないなかった。しかし、成人してから2度・3度観返すことにより色々な発見がある。いまから40年も前にこんな作品が作られている事に驚く。異世界召喚の先駆け作品前述した通り、アニメ「聖戦士ダンバイン」は異世界召喚作品の先駆け。過去にも現代から異世界に行って戦うアニメはあったが、子供向きであるため、色々な部分がオミットされている作品が多かった。しかし、聖戦士ダンバインは、主人公のショウ・ザマをはじめ、ヒロインのマーベル・フローズン、ライバルとなるトッド・ギネスなどがバイストン・ウェルという異世界に召喚される。そこでは召喚者が政治利用されたり、孤独感を味わうなどの苦悩が描かれている。さらに物語が中~後半になると、物語の舞台がバイストン・ウェルから地上(ショウ達が暮らしていた世界)に移行。ショウ達は地上から姿を消し、戦闘兵器であるオーラバトラーと共に地上に現れたことで敵対されてしまう。自分の両親にも存在を否定され、悲しみに暮れるシーンが印象的だ。このように異世界に召喚された者の苦悩、そして地上に生還した後の苦悩がリアルに描かれており、この後の異世界アニメ作品にも影響を与えている。これらの事を考えると、非常に興味深い作品であることがわかるはず。現在、異世界召喚・転生を主題としたSFファンタジーアニメが多いが、聖戦士ダンバインは、その基礎となったアニメ。SFファンタジーアニメ好きなら一度は観ておきたい作品です。パチンコ・パチスロで興味を持った人に観て欲しい作品アニメ「聖戦士ダンバイン」はパチンコ・パチスロ化されており、令和の現在でも作品の知名度が上がっています。パチンコ・パチスロの演出では、ドレイク軍・反ドレイク軍としてキャラやオーラバトラーが出演しますが、本編ではもっと複雑な関係性で、面白い作品なので興味を持っている方々にはおすすめできます。アニメ「聖戦士ダンバイン」総合評価アニメ「聖戦士ダンバイン」の総合評価。作画については今から40年も前の作品と思えば十分良好なレベル。で総合評価は5段階評価では、4より上の4.5レベルだと思う。ストーリー作画キャラクター総合評価※5段階評価
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